環境馴致
「環境馴致」聞きなれない言葉ですネ。
環境に慣れ親しむ(めっちゃ!そのまま(x_x) ☆\(^^;) ぽかっ)
ま、社会性をつけるための訓練ということでしょうか。
例えば、雷が鳴ると怖がってキャンキャン鳴いたり、車が横を通ると怯えてすくんでしまうとか、そんな経験はありませんか?
我が家のVITAはそれはヒドイものでした。
もともと車酔いのヒドイ子で初めて日本にやって来たとき、空港からほんの20〜30分車に乗っただけでゲロゲロと吐いてしまいました。
その経験からか車が大嫌い。車の側3メートルくらいのところに近づこうとすると足を突っ張り、一歩も動こうとしない。
また大胆に見えてかなりの小心者なので、ちょっとした物音・暗闇には後ずさり。さらにはワンワンと吠えまくると言った具合で、私の周りは全て怖い!嫌なものば〜っかり!てなもんで、パティとは違う意味で、わんわんわんわんわぉ〜んの世界でした。
それは犬がその音やモノを知らなくて怖がっているからで、それが自分に危害を与えないと知れば直ります。そのために「環境馴致」が必要となるのです。
その話を所長にすると、小さいうちに音や物に慣れされなければならないと教えてもらいました。
そこで我が家が試したものは、効果音CD。
先ほどの例の雷や雨音・雑踏・チャイムの音などなどの効果音が入ったテープやCDをかけて聞かせるというものです。
最初はボリュームを小さく、そして日に日に少しづつ大きくして聞かせる。またあまりに酷いときは、食事が好きな子なら食事の最中に小さな音をかけて食べさせ、慣れてきたらボリュームをあげて食べさせると怖いものというイメージがなくなってきます。
車なら、最初は駐車している車の傍を通って餌や声で誉めてあげ、その次は交通量の少ない所から始めていくとか。
人に対して吠える子は、吠えている対象となる人からおやつをもらうとか...
ヨーロッパでは「キンダーガーデン」なるものがあるそうです。これはいわば犬の幼稚園のようなもの。
まだパピーの犬は、同じ年頃の犬と遊ぶことによって社会性を身につけていきます。それがまた躾の一環ともいうものです。日本にもそんなのがあったらいいなぁ〜なんて話をすると、所長からはSchoolや公園で同じ位の子と遊ばせる習慣をつければ良いと教えてもらいました。
結局、温室育ちで外の世界を知らずに育つと様々なシーンで困ることになります。
友達から公園へ一緒に遊びに行こうと誘われても「ウチは鳴くから…」と断ることで”また外を知る機会を無くす”、といった悪循環を起こし、最後には散歩に行くのも人がいない深夜なんてことになりかねません。
ペットショップで「1ヶ月間はダンボールから出さないで下さい。出しても家の中だけ。外へ出すと病気に感染するかもしれません」と言われ、失敗したのがパティでした(「ボスになろう」参照)。
ウイルスなんて空気感染。玄関や窓からだって入ってくるんだから。常識的な場所であれば、大丈夫!VITAなんて、2ヶ月半の時に関空の検疫所で2週間過し、3ヶ月を過ぎた頃にはドッグスクールへ連れて皆と挨拶させていたんだから(実は正確な生まれ月日を知らんかった…)。
なるべく早い時期に社会性を身につけるためにも「環境馴致」を心がけて体験学習させましょう。
「え、ウチはもう遅いの?」と悩む必要はありません。もちろん、年齢を重ねた分だけ時間はかかりますが、根気よく続けてみることです。もしくは、私たちのようにしつけ教室へ行ってみてはいかがですか(ちなみにパティは9ヶ月からでした)。
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