アイコンタクト

訓練をするにあたって、犬の「集中力」は必須です。「集中力」がないとコマンド(命令)を聴かない・憶えないことになるからです。

犬が集中しているか否かは、オーナーの眼や顔を見ているかどうかで判断できます。理想型はじっとオーナーの眼を見つめ−さあ次は何ですか?どうぞコマンドを!−といったポーズをとっていることです。では、どうすれば「集中力」をつけさせることができるのでしょうか。

私たちは、ごほうびとしておやつを使いました。例えば、おやつをオーナーの口、もしくは口元に用意し、コマンドされたことができたら犬の前へ落とす。すなわち犬は−コマンドに従えば、良いものが口元から出てくるぞぉ−という具合で顔を見るようになります。そして、忘れちゃいけないのが、いついかなる時でもアイコンタクトがとれたら、ニッコリ笑って「Good!」といったほめ言葉をかけてやることです。誰だってそうですよね、眼と眼があって恐い顔をされたら二度と見たくなくなりますものね。

これは、次のステップ(声符のみによるアイコンタクト)で、ごほうびをオーナーのほめ言葉にするためにも必要です。

※「恐い顔」で余談ですが、叱る時に名前を呼ぶのもいけません。
なぜなら−名前を呼ばれると叱られる−と憶え、却って逃げてしまうからです。
これは人間の子供も一緒だと思います。

某カウンセリング書のブラックジョークに
ある時、地震が起きました。1階にいた母親は、危機を回避すべく大声で2階にいる子供の名前を呼びました。すると、子供はこう言いました。「ママ、ボクじゃないよ!ボクじゃないよ!!」−

見つめあう二人!? これもアイコンタクト!?